けっこう前の話になりますが、電子書籍で『もしドラ』という本を読んでしまいました。
そんなに売れてるなら...と思って読み始めましたが、はっきり言って、何でこんなに売れているのかさっぱり分からないというのが率直な感想。。
ドラッカーの新しい解釈があるわけでもなく、ストーリーも平凡だし、というか予想通りだし、何よりも作者の語彙力の無さに唖然とさせながらも、最後に何かあるのかなと一縷の望みを託したが結局何もなく、ぺらぺらぺらと読了。
腑に落ちませんでしたが、作者の経歴をみて納得しました。
放送作家上がりの氏は、今話題のアイドルビジネスに深く関わる人物とのこと。
ふーん。
ところで、
『今、どんな本が売れているのか。』
これを知る際に必ず指標とされるデータ、それは紀伊国屋書店のそれだと聞いたことがあります。
そう、決して頭の悪くない人間なら、もちろんこれを逆手に取る。
例えばある一定期間に、ある特定の本を紀伊国屋書店でどかっと買えば、『今週の売り上げ一位』など何かしらの話題を作ることができ、データを残すことができます。
そうなればあとはやり方次第でどうにでも「売れる本」に仕立て上げられる、
という単純なからくりが、確かにあるそうです。
本題に戻りますが、けっこう乱暴な言い方をすると、この本は恐らく「小説として面白いかどうか」よりは、「売れるかどうか」に重きをおかれていたのかな。
買ってしまった時点でミッション・コンプリート、つまり読者は用済みなわけで。
で、僕はまんまと買ってしまったわけで。。(ちなみにAPP STOREで¥800ぐらいもした!)
大英断のあとの猛烈な後悔というおまけがついてきましたが、まぁ社会現象に巻き込まれたということで、感冒みたいなもんだと割り切ることにしよう。
社会現象と言えば、この本の影響も少なからずあるとは思いますが、NHKで『100分で名著』という番組(だったと思いますが)の中で、ピーター・ドラッカーの『マネジメント』が取り上げられ、その解説を上田惇生氏がしておりました。
ドラッカー研究における本家本元まで巻き込んでしまうとは、いやはや社会現象恐るべし。
紙のように薄く軽い僕なんぞは、飛ばされないように気をつけなければならない。
↑
今更画像載せるまでもありませんが。
個人的には、女子マネージャーよりも、謎に歌を唄ったり、本を書いたりしているたくさんの某俳優や某女優たちこそ「マネジメント」を読めばいいのではないかなぁと思ったりします。ドラッカーの『強みの上に築け』という言葉にハッと胸を打たれた彼らは、「俳優業に専念しよう...」となるに違いない。
その時、日本の映画界に一筋の光が射すだろう。
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